(堀越和正氏の世界)
6月の表紙
C622,32大雪 小樽。 昭和35年4月。
昭和30年代−鉄道を趣味とする者にとってすばらしい時代だった。明治・大正の古強者も
奮闘している一方、戦前の良き時代の優雅な生き残りや戦時設計の車両、そして戦後生ま
れの新世代の車両と、わが国の鉄道の歴史を殆ど全て、目の当たりにすることができたの
である。30年代の初めには東海道線が全線電化され、30年代末には新幹線が登場した。
もちろん地方私鉄や路面電車もまだまだ健在だった。このような時代を私の伯父、堀越和
正氏は高校・大学と過ごし、特に大学時代は早稲田の鉄研に在籍、活躍していた。
その伯父が2002年に亡くなり、数多くの財産・資料を残してくれました。ここにその非常に
貴重なネガを公開していきたいと思っています。ただ何せカメラもフィルムも当時の学生にと
って大変な貴重品であり、高感度フィルムとしてASA100のネオパンSSが登場したばかり、
カラーはASA10という時代ですから(おまけにそれから40年という歳月、保存されていたの
で)ピント・ブレ・汚れなどはご容赦頂きましょう。ネガが尽きるまでお付き合い下さい。
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6月8日に姉妹館で「スハネ25 500番代」をUPしています。
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監修 川ア 哲也
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